“一般NISA”と”つみたてNISA”はどっちがいい?私がつみたてNISAを選んだ理由

NISA 資産運用

投資をされている人の中には、NISA口座を活用されている人も多いと思います。

NISA口座には2種類あります。一般NISA口座とつみたてNISA口座です。

私は2017年に一般NISA口座を開設してから、2021年までそのまま利用してきました。

ただ、2022年からはつみたてNISAに変更して運用していこうと考えています。

この記事では、私が一般NISAからつみたてNISAへの変更を決めた理由を整理してみました。

NISA口座の最近の動向

はじめに、NISA口座の最近の動向を見てみたいと思います。

金融庁のデータによると、2021年6月末時点でのNISA口座数(ジュニアNISAを除く)は約1,655万で、そのうち一般NISAが約1,237万、つみたてNISAが約418万となっているようです。NISA口座を開設している人のうち、4人に1人がつみたてNISAを利用していることになりますね。

ただ、最近の口座の増加数はつみたてNISAの方が多いようです。2021年3月末からの増加率は、一般NISAで1.0%なのに対し、つみたてNISAでは15.5%となっています。絶対数で見ても、つみたてNISAは一般NISAと比べて5倍くらい増加数が多いです。

また、口座ごとの年代構成もそれぞれの特徴が出ています。ざっと、一般NISAは50歳代以降、つみたてNISAは40歳代までの年代の利用割合が高くなっています。このあたりは保有資産、非課税期間、余命などを考えると比較的順当な結果だという印象です。絶対数で見ると、20歳代以外は、つみたてNISA口座よりも一般NISA口座を開設している人が多くなっています。

私が”一般NISA”から”つみたてNISA”に変更する理由

さて、そのような状況のなかで、私が一般NISAからつみたてNISAに変更しようと思った主な理由は以下の二点です。

  1. 20年間という長期の非課税枠を活用したいから
  2. 労力をかけず楽に資産運用を行いたいから

順番に説明します。

20年間という長期の非課税枠の活用

これは、つみたてNISAのメリットそのままです。つみたてNISAでは20年間(ロールオーバーすれば40年間)※つみたてNISAはロールオーバーできません(2021.10.14追記)という長期の非課税枠を利用することができます。それを利用したいというのが一つ目の理由です。

一般NISAだと、非課税で運用できるのは5年間、ロールオーバーしても10年間となります。近年は、非常に株式投資に恵まれた時期だという話を聞きます。そのような地合いでは5年という期間でも十分に恩恵を受けられたのかなと思います。投資できる金額が多い方は一般NISAを利用した方がよかったかもしれませんね。ただ、今人気の米国株式であっても、過去には10年近く低迷していた時期があったなど、基本的にはより長期目線で考える必要があると考えています。

そのような理由から、つみたてNISAの長期の非課税枠を利用したいと思い、利用を決めました。

労力をかけず楽に資産運用を行いたい

つみたてNISAのデメリットの一つとして、投資商品が限られるというものがあります。ただ、長期で積立するとなると、主要な指標に連動して投資先が分散されたインデックス投資を中心として、おのずと投資先は限られてくるはずです。

どの銘柄に投資するか悩む過程も面白いのですが、それなりに時間が必要です。株式投資を始めた当初はそういうことにも時間をかけていましたが、最近は、もっと別のことに時間をかけたいと考えるようになりました。そのため、いろんな銘柄を調べてどれを買うか悩むよりも、インデックスの積立投資をほったらかしで行うのでよいかなと思い始めています。

また、私は、特に個別株を購入する時に、特定口座で購入するか、NISA口座で購入するかを迷うことがありました。どの銘柄をどの時点で買うかということに加え、判断すべきことが増えることにも最近煩わしさを感じるようになってきたので、それを解消したかったというのも理由としてあります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

整理してみると、どちらも結構当たり前な理由でしたね…。一般NISAがよいのか、つみたてNISAがよいのかは、各人の置かれた状況により異なると思いますが、一つの考え方・例として参考にしていただけると嬉しいです。

一般NISAは2024年から新制度に変わりますし、動向は引き続きチェックしていこうと思います。



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