副反応に備えワクチン接種前に準備しておくべきこと

コロナワクチン・アイキャッチ 生活

世界ではいまだに新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっています。

コロナに対応すべく、日本でも遅ればせながらワクチン接種がスタートしました。

先日、2回目のワクチン接種が完了したので記事にしたためておこうと思います。

日本のワクチン接種割合は1回が48.6%、2回が36.5%(首相官邸データより/2021年8月14日確認)ということなので、まだ需要はあるはず…。

特に以下の方に役立つ内容だと思います。

・これからコロナワクチン(特にモデルナ社製)を接種される方
・ワクチン接種後の副反応が気になる方
・ワクチン接種前に準備しておくべきものが気になる方     など
 

接種時の様子と副反応

私がワクチン接種した時の様子と副反応について書いておきます。ちなみに、職域接種を利用したので、ワクチンはモデルナ社製です。

接種1回目

2021年7月中旬に接種しました。会場は都内の小さな診療所でした。
診療所近くの会議室に集合した後、10人くらいのグループになって診療所に向かいました。診療所に行くと順番に呼ばれるので、診察室に入り、体調確認などをして、利き手と反対の腕に注射をされました。接種時の痛みはそれほどでもありませんでした。健康診断の採血の方が痛いくらいです。接種自体も一瞬でしたね。接種後は待合室に戻され、15分待機した後、何もなければ各自帰宅するという流れでした。

副反応については、初日から接種部分の痛みがありましたが、日常生活に支障が出るほどではなかったです。私は基本デスクワークなので仕事に支障がなかったですが、体を動かす仕事をされる方の場合はもしかすると多少なりとも不便があるかもしれません。接種翌日の夕方には軽い脱力感のようなものを感じましたが、今となっては副反応なのか、ほかに原因があったのかも分かりません。いずれにせよ、接種2日後には何も残らない程度の副反応でした。

接種2回目

2021年8月上旬に接種しました。会場は1回目の時と同じ場所です。流れもほとんど1回目と同じでした。

副反応は2回目の方が酷かったです。1回目と同様、初日から接種部分が軽く痛んでいました。ただ、翌日(厳密には接種後12時間を過ぎたあたり)になると熱が急激に上がり、最大で38度過ぎまで上昇しました。それに伴い、頭がぼーっとするのと倦怠感がありました(これらは発熱時に通常現れる症状なのかもしれませんが)。

熱で頭が働かないので仕事ができる状態ではなかったですね。幸い、うちの会社では副反応発生時に取得できる休暇があったので、それを利用しました。まあ、わざわざそんなの使わなくても有給が余ってるんですけどね…。

熱は、解熱剤を飲んで、頭を冷やしながら横になっていたら2~3時間と割と早期に落ち着きました。体調自体は接種翌日のうちにはよくなりました。ただ、接種した方の腕の痛みは1回目よりも長く続きましたね。痛みそのものは1回目の方が強かったと思いますが、2回目は完全に痛みがなくなるまでには3日くらいかかりました。すべての副反応が完全になくなったのは接種4日目でした。

ワクチン接種前に準備しておいた方がよいもの

以下、ワクチン接種と副反応を経験して、私がワクチン接種前に準備しておいてよかったな、と思うものを挙げておきます。発生する副反応やそれぞれの置かれた状況によって異なってくると思うので、ご参考まで。

解熱剤

2回目の接種後に発熱した時に服用しました。38度以上の熱が出るなんて久しぶりでしたが結構辛いものですね。上で書いたように、解熱剤を飲んだ後は割とすぐに熱が下がりました(実際のところ、解熱剤の効果なのか、副反応の特徴なのかは不明ですが)。特にモデルナ社製のワクチンの場合、2回目の接種で37.5度以上の発熱の副反応が出る方が8割くらいいると聞きます。私の周りでは1回目の接種で発熱した人もいましたが、やはり、2回目の接種後に発熱する人が多かったですね。

ちなみに、解熱剤は何でもいいというわけではなく、特定の成分が入っているものである必要があるようです。大抵の解熱剤は大丈夫だと思いますが、詳しくは以下の厚労省のウェブサイトもご参照ください。解熱剤の服用も自己責任でお願いします。

ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもよいですか。|Q&A|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省
ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬で対応いただくことも考えられますが、特に下記のような場合は、主治医や薬剤師にご相談ください。

アイスノン

これも発熱対策です。保冷剤をタオルにくるんでおでこに載せておくだけでも大分違うと思います。熱が出た時の対策としては、ごくごく当たり前のことなのかもしれませんが、おでこに当てて寝ていたら非常に楽だったので感動してしまいました(笑)

業務調整

正直なところ、38度以上も熱が出ると仕事になりません。そのため、接種後は仕事にならないものと考えて、少なくとも接種翌日には大切な予定を入れない方がよいと思います。入れるにしても調整しやすいものに留めておいた方が、もしもの時に安心です。できることなら、接種翌日は1日お休みにするくらいでもよいかもしれません。

私は接種翌日に仕事を開始したものの、午前中に発熱して仕事にならなくなったので、午後は休みとさせてもらいました。打合せの予定は入れないようにしたほか、締切のある仕事も前日までには終わらせておくようにしていたので事なきを得ました。人によっては接種後2、3日くらい副反応で仕事にならなかったという話も聞きますので、ご注意ください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ワクチンの効果が有効になるには2回目を接種してから2週間程度必要だと言います。また、接種したからと言ってコロナに感染しないわけではないので、引き続き感染対策は必要ですが、重症化リスクは優位に抑えられるということなので、その点は安心できるのかなと思います。何年か経って、おかしな症状が出てきたら困りますが…。

副反応には個人差がありますし、ファイザー社製のワクチンを接種される場合は特に症状が変わってくるのかもしれませんが、これからワクチン接種される方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

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